現役?引退後?ボイトレ講師は現役アーティストと引退後のどちらが良いのか

この記事でわかること
- 現役アーティスト講師の特徴
- アーティストを引退した講師の特徴
- 現役と引退した講師のどちらが良いか
ボイトレに通う際に多くの方が悩むのが「どの講師に教わるか」です。ボイトレ教室では、現役アーティストや引退したアーティストが講師として多く在籍しています。
今回は、この現役アーティストと引退したアーティストを比較していきます。
相性の良い講師の探し方はこちらの記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
目次
アーティストがボイトレ講師になるタイミング
現役でも引退していても、アーティストが講師になるタイミングは様々です。
現役活動中から講師を始める人もいれば、引退を決めてから講師になる人もいます。
また、最近では音大や専門学校在籍中に「自分が歌うよりも教えた人が上達することが嬉しい、楽しい」と感じて、卒業後に最初から講師を目指す人も多くいるようです。
現役アーティスト講師の特徴

現役アーティストの講師の特徴を見ていきましょう。
現場の最新情報を持っている
これは皆さんもイメージできるのではないでしょうか。現在進行形で活動しているので、数年前ではなく”今”の現場を知っているのは現役アーティストです。
音楽だけに限らず、数年前の常識が現在では異なるということも多くあります。そういった意味でも最新の情報を持っているのは嬉しいですよね。
活動について細かく質問できる
最近では、配信による活動をしているアーティストが増えてきています。それに伴い、「配信活動をしたい」と考えている人も増えている傾向にあります。
配信の裏側や、必要な機材、適した環境など、細かい情報も質問ができます
出勤日数が少ない場合がある
あくまで本業はアーティスト活動なので、その活動のタイミングによっては出勤日数が少ない場合があります。もし舞台に出ている講師だと、数か月単位で出勤しないということも有り得ます。
そうなると、出勤している日の予約はかなり取りにくくなるでしょう。
アーティスト活動を積極的に行っている講師に教わる場合、タイミングによっては他の講師からも習うことも想定しておいた方が良いでしょう。
引退したアーティスト講師の特徴

では、次に引退したアーティストの講師の特徴を見ていきましょう。
講師業に真剣に向き合っている
引退した人は、講師を本業としていることが多いです。
現役アーティストが真剣でないという訳ではありませんが、やはり本業としている人の方が講師業に向き合う時間は長くなってきます。積極的に情報収集をし、知識を増やして生徒に還元していく姿勢が見られます。
客観的な冷静なアドバイスができる
引退した講師は、アーティスト活動中に様々なことを経験しています。アーティスト活動を辞めるという決断も、簡単なものではなかったでしょう。
そのような経験をしてきたからこそ伝えられるものはあると思います。主観ではなく客観的に見ることができますし、冷静にアドバイスができるでしょう。
教え方が分かりやすい
現役アーティストが下手という訳ではありませんが、本業としての講師歴が長い人が多いので、教えるのが上手な講師が多い印象です。
先ほども記載したように、本業として向き合っている時間が長いことも要因の一つと言えるでしょう。また、多くの生徒のレッスンをしてアップデートされた教え方なので、分かりやすい・上達を感じやすいと感じる方も多いようです。
【結論】現役でも引退していても良い
ボイトレには、プロになりたい訳ではなく趣味で通いたい人も多いでしょう。趣味で通うのであれば、現役アーティスト講師でも引退した講師でも問題ありません。
趣味にするのであれば、楽しく続けられることが重要です。そのためにも経歴やステータスだけでなく、相性を重視した方が良いでしょう。
相性の良い講師の探し方はこちらの記事をチェック↓
また、プロを目指している人も、現役にこだわる必要はありません。大事なのは、プロになるための知識を持っているかです。それは引退した人でも持っています。
ボイトレ教室の中でも、プロ養成コースがある教室もありますので、そういった環境を選ぶのも一つの選択肢でしょう。
この記事では目的別のおすすめ教室を紹介しているので、参考にしてみてください。