相性の良いボイトレ講師の探し方

この記事でわかること
- 相性の良いボイトレ講師の探し方
- 相性の良いボイトレ講師の特徴
- 相性が良くないと感じた場合の対処法
ボイトレに通うにあたって、講師との相性はとても重要です。ひとことで「相性」といっても、どういう講師が自分に取って相性が良いのかが分からない人も多いと思います。
この記事では、相性の良い講師の探し方と、相性が良くないと感じた際の対処法をまとめました。講師探しの参考にしてみてください。
目次
初対面では相性が良いかを判断しない

「相性」という言葉の意味を調べてみると、
- 共に何かをする時、自分にとってやりやすいかどうかの相手方の性質
- 互いに性質がよく合うこと
などと記載されています。ボイトレにおいて分かりやすいのは前者でしょう。友人や会社の同僚、上司などでイメージしても分かりやすいかもしれません。
誰しもが「悪い人じゃないけどノリが合わないな」「良い人なんだけど居心地が良くない」など、ちょっとした違和感がある相手に出会ったことはあると思います。
感覚的ではありますが、その違和感がある≒相性が良くないと言えます。「≒」とした理由としては、初対面では違和感がある可能性が高いためです。
体験レッスンなどの初対面では、講師も皆さんのことをまだ理解できていない状態なので、多少の違和感があってもおかしくありません。
仲の良いご友人の中にも、「初対面の時はここまで仲良くなるとは思わなかった」という方もいるのではないでしょうか。
それに近しいイメージなので、初対面で相性が良くないと決めつけてしまうのはもったいないです。
しかし、「テンションに合わせるのがしんどい」「不快感がある」というレベルの場合は、確実に相性が良くないです。
その場合は別の講師に変えた方が良いでしょう。
“あなたにとって”相性の良い講師を見つけよう
人によって性格も違いますし、ボイトレに通う目的も違います。あなたと同じ目的でボイトレに通う人であっても、異なる講師が良いと感じる人はいるでしょう。
そのため、”あなたにとって”どの講師が相性が良いかを探していく必要があります。
相性の良い講師の探し方

相性の良い講師を探したくても、どのように探したら良いかが分からない人は多いと思います。「事前に調べて、良さそうだと思っても会ってみると思ってた感じと違う」ということもあります。
直接会わないと分からない部分もたくさんありますが、できる限り事前に調べておきたいですよね。その際にどこを確認すると良いかを見ていきましょう。
1:経歴=通う目的に合っているか
教室のHPの講師紹介ページに、講師別の経歴を書いていることが多いです。まずは経歴を見てみましょう。しかし、経歴で見るのは自分が通う目的と合っているかという点です。
例えば、「バンドのボーカルを担当していて、歌唱力・パフォーマンス力を上げたい」と感じている場合であれば、LIVE活動の経験を確認した方が良いでしょう。
他にも、「ミュージカル曲を歌えるようになりたい」と感じているなら、ミュージカルの経験や出演舞台を確認した方が良いでしょう。
このように、講師の経歴は自分の目的と照らし合わせて見ていきましょう。
2:レッスンの方向性
基本的には、どの講師も生徒の悩みに合わせてレッスンをしていきますが、講師によって方向性の違いがあることはあります。
例えば、このような2名の講師がいたらどうでしょう?
どちらが合いそう?
- 講師A「楽しいレッスンを重視!歌が好きになるお手伝いをします」
- 講師B「理論に基づいたレッスンが得意!分からないことは何でも聞いてください」
「趣味として楽しく通いたい」と感じている方は講師Aの方が合っているでしょう。
反対に「論理的に話してもらった方が理解しやすい」という方は講師Bが合っていそうですよね。
経歴と同様に、教室のHPに一言メッセージがあったり、講師の紹介文章があったりするので、そこで確認できることが多いです。
講師によってもレッスンの方向性が異なるので、通う目的・自身の性格と照らし合わせてみると選びやすいでしょう。
3:講師の人柄
経歴や写真では人柄は分かりにくいですよね。
しかし、経歴と写真以外に講師の雰囲気を確認できる方法があります。
公式HP
教室によっては、講師の自己紹介動画を掲載していることがあります。
講師が実際に話しているところを見ると、雰囲気が伝わってきます。
もちろん、それで全てが分かるというわけではありませんが、「思ったより元気な人だな」や「思ったより落ち着いている人なのかな」と感じることはできます。
公式SNS
各教室のSNSに講師が登場している可能性もあります。
自己紹介動画よりも普段の雰囲気が見られることが多いです。
教室によっては講師の歌唱動画があがっていることもあるので、歌いたい曲やなりたいイメージと近いかどうかも確認ができます。
レッスンを受けてみて相性が良くないと感じた場合

講師について調べた時は良さそうと思っても、実際にレッスンを受けてみると違った、ということはあります。講師を変えた方が良いの?まだ変えない方が良いの?と悩む方もいるでしょう。
先ほどもお伝えしたように初対面で判断するのはもったいない場合もありますが、すぐに変えた方が良い場合もあります。
判断が難しいところではあるので、講師を変えない方が良い場合と変えた方が良い場合をまとめてみました。
講師を変えない方が良いパターン
1:コミュニケーションがぎこちない
話をしていても、そこまでスムーズに話が進まないと感じることはあると思います。
しかし、その程度であれば講師をすぐに変える必要はないでしょう。初対面で最初からスムーズにコミュニケーションが取れるに越したことはありませんが、講師側もあなたがどのようなコミュニケーションを求めているかを探っている段階です。
その段階で講師を変更すると、求めている講師に巡り会うまでに時間がかかってしまう可能性が高いです。数回レッスンをしていく中で、少しずつ心地よいコミュニケーションが取れるようになっていきます。
何回もレッスンを受けているが改善が見られない場合は、他の講師のレッスンを受けてみると良いでしょう。他の講師でコミュニケーションがスムーズに取れるなら、講師を変更しましょう。
2:自分とテンションが異なる
テンションが近しい方が居心地が良いと感じる方は多いかもしれません。友人であればその方が良いかもしれませんが、ボイトレに関しては必ずしもそうとは言えません。
これまで沢山の講師やレッスンの様子を見てきましたが、「講師のテンションが高いとなぜかいつもより声が出る」という方が何名もいました。
もちろん、テンションを合わせるのにあまりにも疲れる場合などは別ですが、多少テンションが高い程度であれば気にする必要はありません。
むしろ上達が早くなる可能性がありますので、何度かレッスンを受けていきましょう。
講師を変えた方が良いパターン
1:あなたの話を聞いてくれない
ボイトレは一方的に習うものではなく、講師と生徒のコミュニケーションが重要です。通う目的や目標も様々なので、講師は要望や悩みを聞いた上でレッスンを行うのが主流です。
しかし、中には生徒の話を聞かずに自分の意見を中心とした講師もいると聞いたことがあります。そのような講師だった場合は変えた方が良いでしょう。
一点だけ注意したいのは、「あなたの悩みを解消するには、あなたの言っている方法ではなくこの方法の方が早く解消できる」といったことがあるので、思っている手段とは違っても、同じ目標に向かって進めているかで判断しましょう。
このような会話もしっかりできる講師であれば、全く問題ありません。
2:不快
一般的には「生理的に無理」などと表現することがありますが、発言・立ち居振る舞いなどを不快に感じる相手はいます。
それは、講師だけでなく同僚や上司、部下、近隣住民などどのコミュニティにも存在します。そのような講師だった場合は、克服は難しいので講師を変更しましょう。
相性の良い講師を探しやすいボイトレ教室
ここまで、相性の良い講師の探し方を見てきました。数ある教室の中で講師をスムーズに探しやすい教室を紹介します。
Vocal Lesson MyU(ミュウ)は、全国に10校舎を構え、創業20年以上のスクールです。MyUにはこのような特徴があります。

各校舎に複数の講師が在籍していると、通う場所を変えずに講師を変えられるので、通うのに負担が少ないのは嬉しいポイントです。
校舎と講師が毎回選択制だと「講師の変更を伝えにくい」と感じることなく講師を変更できます。また、MyUではいつも担当している講師が他の講師のレッスンを勧める場合もあるようです。
あなたの苦手ポイントの克服が得意な講師や、練習で躓いてしまう部分を他の講師にも習うことで克服しやすくなるためです。
教え方が講師によって違い、視野が広がるため、MyUとしても複数の講師に習うことを推奨しているようです。講師からも提案してもらえるなら、尚更こちらからも伝えやすいですよね。
体験レッスンは無料なので、通いやすい教室を探している方や、どのボイトレ教室が良いか分からない方はぜひ体験してみてください。